
家系を繋ぐ大切な記録:過去帳
- 過去帳とは過去帳とは、仏教の教えに基づき、亡くなった方の戒名(法名)、生前の名前、亡くなった日付などを記し、その家系のご先祖様を記録した帳面のことです。 仏壇の脇などに大切に保管されていることが多く、一家に一冊は必ずあると言っても過言ではありません。この過去帳には、単なる記録以上の大切な役割 があります。それは、私たちの子孫と、亡くなったご先祖様を繋ぐ役割 です。過去帳を開き、記された名前を目にすることで、ご先祖様を近くに感じ、その存在を改めて意識することができます。そして、手を合わせ、感謝の気持ちを捧げることで、ご先祖様と心の繋がりを育む ことへと繋がっていくのです。過去帳は、命の尊さ、家族の繋がりを教えてくれる、大切な仏具 と言えるでしょう。