過去帳

仏壇・仏具

家系を繋ぐ大切な記録:過去帳

- 過去帳とは過去帳とは、仏教の教えに基づき、亡くなった方の戒名(法名)、生前の名前、亡くなった日付などを記し、その家系のご先祖様を記録した帳面のことです。 仏壇の脇などに大切に保管されていることが多く、一家に一冊は必ずあると言っても過言ではありません。この過去帳には、単なる記録以上の大切な役割 があります。それは、私たちの子孫と、亡くなったご先祖様を繋ぐ役割 です。過去帳を開き、記された名前を目にすることで、ご先祖様を近くに感じ、その存在を改めて意識することができます。そして、手を合わせ、感謝の気持ちを捧げることで、ご先祖様と心の繋がりを育む ことへと繋がっていくのです。過去帳は、命の尊さ、家族の繋がりを教えてくれる、大切な仏具 と言えるでしょう。
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墓石に刻む?位牌の基礎知識

故人を偲ぶ大切な証である位牌は、亡くなった方の戒名や俗名、没年月日を記した木の板のことを指します。ご家族が毎日手を合わせる仏壇の一番奥にまつられることが多く、故人を偲び、供養するための大切な品です。位牌は、単なる故人の名前が書かれた板ではありません。毎日手を合わせることで、在りし日の思い出や温かな記憶が蘇り、故人との繋がりを感じることができる、心の拠り所となるものです。位牌には様々な種類があり、白木位牌や黒塗りの位牌、豪華な装飾が施されたものなど、宗派や地域、またご遺族の想いに合わせて選ばれます。位牌は、故人への感謝の気持ちを表し、その魂を近くに感じられる大切な存在といえるでしょう。
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