葬儀 葬儀における喪主の役割と意味
- 喪主とは喪主とは、故人がこの世を去った後、残された家族の中で葬儀や法要などにおいて中心的な役割を担う人のことを指します。 故人が生前に家族に対して感謝の気持ちを込めて「ありがとう」と伝えるように、喪主もまた、故人の代わりに参列者へ感謝の気持ちを伝える大切な役割を担います。具体的には、葬儀の主催者として、下記のような様々な場面で対応することになります。* 葬儀の日程や場所、宗教者への依頼など、葬儀全体の段取りを決める* 葬儀会社と打ち合わせを行い、葬儀の内容や費用などを決定する* 参列者への連絡や案内状の送付を行う* 葬儀当日は、参列者への挨拶や香典の受け取りを行う* 宗教者へのお布施や葬儀会社への支払いなど、金銭の管理を行う* 葬儀後には、香典返しや仏壇・位牌の準備などを行うこのように喪主は、葬儀に関するあらゆることを取り仕切る、まさに「葬儀の責任者」と言えるでしょう。また、葬儀後もその役割は続きます。* 四十九日や一周忌などの法要を主催する* 納骨の手続きや墓の管理を行う* 故人の遺志を継ぎ、家族や親族をまとめる喪主は、故人の冥福を祈り、その意志を受け継いでいく、大変重要な役割を担っていると言えるでしょう。