線香皿

仏壇・仏具

お墓参りの必需品、香皿の役割と選び方

- 香皿とは-# 香皿とはお墓参りに行くと、墓石の前に置かれた香炉に、灰が敷き詰められているのを見かけますよね。そして、その灰の上に線香を立てて火を灯し、手を合わせて故人を偲ぶ方がほとんどでしょう。この時、線香を立てる灰を載せるためのお皿、それが香皿です。線香皿と呼ばれることも多く、お線香を焚く際には欠かせない道具と言えるでしょう。香皿は、単なるお皿ではなく、大切な役割を担っています。まず、香炉を熱から守る役割があります。お線香の燃焼温度は非常に高く、香炉に直接置いてしまうと、香炉の材質によっては変色したり、ひび割れの原因となったりする可能性があります。香皿を挟むことで、香炉への負担を軽減し、長く大切に使うことができます。また、香皿はお墓の景観を美しく保つ役割も担っています。お線香を焚いた後には、燃えカスが残ります。香皿を使用することで、この燃えカスが香炉に直接落ちることがなくなり、香炉を清潔に保つことができます。また、灰の散らかりを防ぐことで、周囲を綺麗に保つことにも繋がります。香皿は、素材や形、大きさも様々です。お墓の雰囲気に合わせて、故人の好みに合った香皿を選ぶのも良いでしょう。お墓参りの際には、香皿にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
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