
お墓の大きさ「切」って?石材の単位を解説
お墓選びを始めると、カタログや石材店の説明で「お墓の大きさは○切」といった表現に出会うことがあります。この「切」とは、一体どのような単位なのでしょうか?「切」は、主に石材の体積を表す単位として使われています。1尺×1尺×1尺の立方体の体積を「1切」と定めており、尺貫法に基づいた単位と言えるでしょう。1尺は約30.3cmですので、「1切」は約27.81立方センチメートルに相当します。お墓の価格設定は、使用する石の種類や加工の難易度だけでなく、この「切」という単位で石材の体積によっても大きく左右されます。そのため、お墓選びの際には、単に価格だけを比較するのではなく、「切」という単位にも注目し、実際に使用されている石の量を把握することが重要です。石材店との打ち合わせの際にも、「切」という単位を理解しておくと、よりスムーズなコミュニケーションが可能になるでしょう。