挨拶状

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知っておきたい挨拶状の送り方:喪中欠礼と会葬礼状

挨拶状とは、感謝の気持ちやお知らせ、ご案内など、様々な場面で用いられる書状のことです。皆様も一度は経験がある年賀状も、新年のご挨拶を伝える代表的な挨拶状と言えるでしょう。その他にも、暑中見舞いや寒中見舞いなど、季節のご挨拶を伝えるものもあります。また、結婚や出産、新築などのお祝い事に対して感謝の気持ちとして送るものや、転居や転職などをご報告を兼ねて送るものなど、その種類は実に様々です。受け取る相手の気持ちを和ませる美しい便箋や、季節感を表現した絵柄が入ったはがきなどを選ぶのも、挨拶状ならではの楽しみと言えるでしょう。
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年賀欠礼:喪中のご挨拶

- 年賀欠礼とは年賀欠礼とは、近親者を亡くしたことにより、喪に服している間は、新年を祝うことができないため、年始の挨拶状である年賀状を控えさせていただきますと相手に伝える日本の習慣です。深い悲しみの中にある遺族にとって、新年を祝う気持ちにはなれず、お祝い事である年賀状のやり取りを控えることは、自然な感情と言えるでしょう。このような遺族の心情に配慮し、周囲の人々も温かく見守ることで、日本の伝統的な文化は守られてきました。年賀欠礼を伝える方法は、主に以下の二つです。1. -喪中はがきで伝える- 一般的に、11月頃に「喪中はがき」と呼ばれるはがきを、日頃から年賀状のやり取りをしている相手に送ります。 喪中はがきには、故人への感謝の気持ちと、喪中のため年賀状を控えさせていただきますという旨を記します。2. -年賀状の代わりに寒中見舞い状で伝える- 喪中はがきを出すのが間に合わなかった場合や、喪中期間が過ぎてしまった後でも、年賀状をいただいた相手には、「寒中見舞い状」を送ることで、年賀欠礼の旨を伝えることができます。 寒中見舞い状は、1月7日から立春(2月4日頃)までの間に送るのが一般的です。年賀欠礼は、決して義務ではありません。しかし、日本の伝統的な文化として、その意味やマナーを理解しておくことは大切です。
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