
お墓の継承と六親等の関係
- 親族の範囲、六親等とは親族の範囲を示す際に、「六親等」という言葉が使われることがあります。これは、自分を中心とした場合、どこまでが親族とみなされるのかを表す尺度の一つです。具体的には、自分から数えて6世代離れた人までが六親等に含まれます。例えば、自分から見て、* 兄弟姉妹の子供は甥や姪、* その子供が甥や姪の子供、* さらにその子供がまた甥や姪の子供、* そしてまたその子供が甥や姪の子供、* さらにその子供が甥や姪の子供となりますが、この最後の子供が六親等にあたる「玄姪孫(てつそん)」にあたります。また、反対に、* 自分の子供がいて、* その子供にも子供がいて、* さらにその子供にも子供がいて、* そしてまたその子供にも子供がいて、* さらにその子供にも子供がいて、* 最後にその子供に子供ができたとします。この最後の子供が六親等にあたる「昆孫(こんそん)」にあたります。現代社会において、このような遠い親族とのつながりを意識することは少なくなっているかもしれません。しかし、お墓の継承などを考える際には、この六親等という範囲が重要な意味を持つ場合がありますので、覚えておくと良いでしょう。