
二次相続を見据えた相続対策
- 二次相続とは人が亡くなり、その財産を配偶者や子どもなどの親族が相続することを「相続」と言いますが、この相続が二度続けて起こるケースがあります。これを「二次相続」と呼びます。例えば、お父様が亡くなり、お母様と子どもたちが相続をしたとします。この時点では、お父様が所有していた財産は、お母様と子どもたちで分けたことになります。その後、もしお母様が亡くなった場合、今度は子どもたちだけでお母様の財産を相続することになります。これが二次相続です。 二次相続は、一度目の相続からどれくらいの間隔で起こるかは決まっていません。一度目の相続後すぐに起こる場合もあれば、数十年経ってから起こる場合もあります。二次相続では、一度目の相続で誰がどれだけ相続したかによって、相続税や遺産分割の内容が変わってきます。そのため、二次相続を見据えた相続対策が重要になってきます。