
お墓の基礎工事~ベタ基礎~
- お墓の基礎お墓を建てる際、住宅などの建築と同じように、基礎工事は欠かすことができません。基礎は、墓石本体や外柵など、お墓全体の重量を支え、地面にしっかりと固定する重要な役割を担っています。日本では地震や台風、豪雨など、自然災害が多いことから、お墓を建てる際には、特に強固な基礎作りが求められます。しっかりとした基礎がなければ、お墓が傾いたり、倒壊したりする可能性があり、ご遺族にとって悲しい結果を招きかねません。基礎工事は、まず墓所の地面を掘り下げ、砕石などを敷き詰めて地盤を固めることから始まります。その上に鉄筋を組み、コンクリートを流し込んで基礎を作ります。コンクリートは、時間の経過とともに硬化し、強固な土台となります。基礎の形状や深さ、使用する材料などは、墓地の立地条件や土壌の状態、建てるお墓の規模や形式によって異なります。そのため、専門の石材店とよく相談し、その土地に最適な基礎を作ることが大切です。