お守り

その他

墓石のお焚き上げ:感謝を込めて

- 墓石のお焚き上げとはお墓の引越しや建て替えなどで、長年使ってきた墓石を処分する際に、「お焚き上げ」という方法を選ぶ方が増えています。 これは、単に墓石を処分するのではなく、感謝の気持ちを持って供養する方法として、近年注目されています。墓石は、故人やその家族の想いが込められた大切なものです。長年の間、雨風や陽射しに耐えながら、故人を見守り続けてくれました。そこで、単に廃棄物として扱うのではなく、これまで故人を見守ってくれた墓石への感謝の気持ちを込めて、焼却炉でお焚き上げを行うのです。お焚き上げは、石材を扱う専門業者によって行われます。まず、墓石を丁重に運び出し、魂抜きなどの儀式を行います。その後、専用の焼却炉で焼却されます。焼却された灰は、その後、寺院や霊園などに納骨される場合もあります。お焚き上げを行うことで、墓石を処分することに対する罪悪感を軽減できるだけでなく、故人への感謝の気持ちを形にすることができます。 墓石の処分方法に迷った際は、ぜひ一度、お焚き上げについて検討してみてはいかがでしょうか。
納骨

手元供養:故人を身近に感じる新しい供養の形

- 手元供養とは近年、従来のお墓に納骨するのではなく、遺骨を自宅で保管し供養する「手元供養」が注目されています。従来の供養の形にとらわれず、故人をより身近に感じたい、いつも近くに感じていたいという気持ちから、この新しい供養の形を選ぶ人が増えています。手元供養とは、遺骨を分骨し、自宅などのお仏壇や、ミニ骨壺、アクセサリーなどに納めて身近に置いておく供養方法です。小さな骨壺やペンダントなど、デザインも多様化しており、故人のイメージや好みに合わせて選ぶことができます。また、庭に樹木を植えて遺骨をその下に埋葬する「樹木葬」も、手元供養の一つの方法として広がりを見せています。手元供養は、従来のお墓の管理や費用の負担が軽減できるという点もメリットとして挙げられます。しかし、手元供養を行う際には、遺骨の保管方法や、将来的な供養について、家族とよく話し合っておくことが大切です。
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